- 2025.04.04
千葉大学フォーミュラプロジェクトの紹介③

前回は大会3日目までの動きをお伝えしましたが、今回は4日目以降について書いていきます。なお、内容は学生フォーミュラ初めてだよ!!って人に向けているので関係者の方には物足りないかもしれません。悪しからず。
・Day4
4日目からついに動的種目が始まっていきます。この日はアクセラレーション、スキッドパッド、オートクロスの3種目を1日で行うので、大会期間中最も忙しい1日となります。
1.アクセラレーション 100点
アクセラレーション(加速)の名の通り、加速力を競う種目です。0-75mのタイムを競います。紹介①でも書いたとおり、弊チームはこのアクセラレーションを長年得意としてきており、過去には日本記録を保持していた時がありました(が、近年はEVに惨敗していました)。大体4.2sを切ってくると速いといわれています。ちなみにICVでの日本記録は3.995sです。この種目で速く走るコツは、とにかくクルマを軽くすること。エンジンパワーは正直どこの大学も同じようなものなのであとはマシン重量で決まってきます。弊チームは同じ4気筒エンジンを搭載している大学の中でも車重が軽い方なので、アクセラが得意だった(過去形)のかもしれません。24年は7kgほど重くなってしまったので、あまりタイムが伸びませんでした。
2.スキッドパッド 75点
半径8m弱の円を二つ繋げた8の字コースをいかに速く走れるかを競います。この種目が速い大学はマシンの旋回性能がいいということになります。実は最近ではアクセラよりもこのスキッドパッドのほうが好成績を残しています。というのも弊チームにはスキッドパッド専門の職人がおり、意外とドライバーの腕の差が出やすい種目だったりします。
3.オートクロス 125点
1周1㎞弱のコースのタイムアタックです。モータースポーツでいうところの予選にあたります。このタイム順で5日目、6日目に行われるエンデュランスの走順が決まります。Top6に入ると6日目最後の枠となるFinal 6に出場できるため、ここを目指してタイムアタックに入っていきます。パイロンで作られたコースを走るので、パイロンを倒してしまうとタイムペナルティとなり、大きなハンデを背負うことになります。そのため、パイロンにあたらない、でもタイムのためにぎりぎりを走るという非常に高度な操作を要求されます。
Photo by K. Nakamura
4.エンデュランス 275点
オートクロスと同じコースを二人のドライバーで10周ずつ計20周走ります。一番点数の配分が大きいこの種目は大会期間中で最も盛り上がる種目といえ、特に最終枠であるFinal 6は総合優勝を争うトップチームによる走行となることがほとんどで、全関係者が注目する走行となります。このエンデュランスで完走するというのは意外にも難しく、参加チームの3割程度しか完走できなかった年もありました。弊チームもしばらくは完走できていましたが、24年大会では燃料系のトラブルからのガス欠によりリタイヤとなってしまいました。ゴールを受けたときの達成感は言葉には尽くしがたいものです。
5.効率 100点
エンデュランス完走後に行われるもので、エンデュランスでの燃料使用量を計測され、燃費を算出して順位を決めます。ただ走り切れればよいというわけではなく、以下に低燃費で走れるかも重要となってきます。
こうして大会の1週間が終わっていきます。大会中はドタバタしていますがやっぱり楽しいし、1年間このときのために頑張ってきたので、終わったときの達成感は計り知れません。各チームうれしさ、悔しさなどいろいろな想いを胸に秘めて会場を後にしていきます。そして次の日からはまた来年の大会に向けて新しい1年が始まっていきます。
ぜひ、学生フォーミュラに興味を持っていただければ幸いです。YouTubeでも過去大会のアーカイブがみられるので、ぜひご覧になってみてください。
2024年大会エンデュランス:https://www.youtube.com/watch?v=OYF_7aIPCI4&t=24025s
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