- 2024.08.02
CHUBU ERKの4チーム紹介
こんにちは!中部大学 学生主体プロジェクトCHUBU ERK(チュウブ イーアールケー)です。
中部大学「夢・チャレンジ『ちゅとラボ』」のチャレンジコース採択プロジェクトとして活動しています。メンバーは中部大学に在籍する学部生です。活動内容は、ERK(Electric Racing Kart:電動レーシングカート)の製作、大会(ERK Cup Japan)への出場や、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の達成に向けた自動車電動化の検討です。
夢・チャレンジ『ちゅとラボ』は、「自ら学ぶ」「新たな活動を企画・実践する」「課題を発見して解決する」等、目的を持って意欲的にチャレンジする学生に対して支援をするものです。学部・学科の枠を越えてプロジェクト活動を行うことで、異なる視点を融合させ、刺激し合い、人間力を培うことを目的としています。
CHUBU ERKは、2024年度に60名のメンバーが参加する活動へと規模が拡大しました。現在4チーム体制で活動しており、レーシングチーム・ミニカートチーム・SDGsチーム・広報チームでメンバーの興味や得意を活かした活動を実現しています。今回は4チームの概要を紹介します!
【レーシングチーム】
ERK(電動レーシングカート:Electric Racing Kart)の製作・改良をしています。ERK Cup Japan という大会へ出場し、総合優勝する事を目標に活動しています!
ガソリンレーシングカートのフレームを流用し、エンジンをモータへ、ガソリンをバッテリーへ置き換える「電動化」を行います。モータやバッテリーを載せるためにアルミ板を加工して積載します。
図1 工具の使い方とERKの構造を学んでいるメンバーたち
大会はバッテリーの電圧や容量などの定格によってクラス分けされていますが、車両重量やギア比に指定がありません。いかに軽量化するか、モータの選定やギア比などのセッティングを考えて製作します。2023年9月に出場した大会(ERK Cup Japan 2023 第3戦)ではサーキット5周のスプリント(短距離)レースで第1位に輝きました!
自分たちで目標を定めて製作する過程は大学生活における青春です!
図2 2023年9月 ERK Cup Japan 2023出場
【ミニカートチーム】
ERKを模したマイコン制御の自動運転ミニカートを製作しています。「ERKのような電動車両を身近に感じて欲しいけど持ち運びが大変!」という悩みを解決しようと、電子工作やプログラミングが好きなメンバーがチームを発足しました。
最初はマイコン制御のスマートカーキットを購入し、各種センサを用いたフィードバック制御について学ぶことから始めました。
ミニカートのフレームとなる部分は、製作したERKの外見を忠実に再現すべく,CAD(コンピュータ支援による設計:Computer Aided Design)を用いてパーツごとに書き出し、3Dプリンタで出力しました。
今後はチーム内でマイコンやセンサの積載方法の検討とフレームの設計を並行して実施し、1台のミニカートにします!
図3 3Dプリンタで出力したモデルとスマートカーキット
【SDGsチーム】
電動車両が地球環境に与える影響について考えています。2022年度から『ちゅとラボ』に移行し、私たちのプロジェクトとSDGsの関連を考えるようになりました。カーボンニュートラルの実現に向けて、モビリティの電動化に向けた開発が行われています。今年度は「EVシフトと地球環境」と題して,自動車電動化がもたらす地球環境への影響について考えます。
2023年11月に弊学で開催された「第14回 ESD・SDGs研究・活動発表会」では,日本における電動車両のメリット・デメリットや普及の現状を発表すると共に,世界全体でSDGsに取り組むことの意義について考えを発表し,中部大学 学長賞を受賞しました!
図4 2023年11月 学長賞を受賞した発表
【広報チーム】
プロジェクトの広報活動を担当しています。InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを用いて活動の様子やイベント情報を発信しています。学内で主催している活動定期報告会や外部イベントに参加する際にはポスターを制作しています。一人でも多くの方に私たちの活動を知って応援していただくことを目標にしています。
以上の4チームでメンバーの興味や得意を活かして活動しています!
CHUBU ERKの応援をよろしくお願いします!
CHUBU ERK 代表 松井 優空
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学生フォーミュラ 日本大会
2023 開催結果