2024.03.12

2024年度大会に向けた歩み

茨城大学学生フォーミュラ部(Ibaraki University Racing)は2024年度大会に向けて足並みを揃えて活動中しています.

2023年度大会で味わった悔しさや反省を元に,車両設計とチームマネジメントの双方に改善を加え,より効果的かつ確実な活動計画を軸にプロジェクトを進めております.

 今回は,今年度の活動の完成度を大きく左右する活動計画と,現在の活動進捗について説明させていただきます.

 

チーム目標・マシンコンセプト

新チームでのミーティングの最初の議題が“チーム目標”と“マシンコンセプト”です.

チーム目標は,新チーム立ち上げから大会本番までどのように活動していくかを決めるための軸であり,「茨城大学学生フォーミュラ部の設計図」と言っても過言ではない重要なものです.チーム全体の進行方向を定める要素であるため必ずメンバー全員の意見を元に決定します.

今年度チーム「IUR20」のチーム目標は「総合9位入賞」に決定いたしました.

この9位という順位は二年前のチームの獲得順位からインスパイアされています.二年前のチームでは三年ぶりの動的審査開催というイレギュラーな大会で総合9位を獲得しました.この結果に至った大きな要素の1つとして,コロナ禍以前から所属していたノウハウのある部員が先頭に立って舵を取っていたことが挙げられます.

今年度はコロナ前から長い間チームを引っ張ってきたメンバーが引退しました .故に新チームはまだ体制が脆弱であり,強固な地盤固めが必要であると考えております.そこで二年前に獲得した9位を現メンバーで獲得し,総合優勝までの道のりを出発していきたいと考えております.

そして,チーム目標を達成するためにどのようなマシンを製作するのかを示したものが“マシンコンセプト”です.

 今年度のマシンコンセプトは「意のままの操縦性,十分なレスポンス」に決定いたしました.

操縦性とはドライバーにとっての運転のしやすさや意図に沿う性質のことを,レスポンスとはドライバーの操作に対する反応速度を意味します.今年度はこの操縦性とレスポンスを高めることでドライバーの思い通りに操縦が可能なマシンを目標と致しました. ドライバーがマシンの性能を最大限引き立てることでさらに動的審査において好成績を残すことを目指す所存です.

現在の活動進捗

 

2023年度大会終了後,10月初旬より新チームIUR20を立ち上げました.新体制直後は定例ミーティングにてチーム目標設定や各人の役割決め等のマネジメント関係の会議を行いました.

各パーツの担当者が決定し,10月中旬より本格的に新型車両の設計がスタートいたしました.設計開始に際して,CADソフトの習熟やパーツに関する学習等のデスクワークの他に,前年度車両を用いたデータ収集や工具を用いた整備作業の体験を通して一人一人のノウハウの熟成を行いました.

その後,実車走行で収集したデータを元に目標マシン性能を決定し,各パーツの設計に改良を重ね,1月中旬に今年度車両の設計を完了いたしました.

設計完了に伴い,製作準備にも取り掛かっております.製作するパーツをCADモデルから図面を書き起こし,各種発注作業を進めております.

また,毎週行っている全体ミーティングの他にパーツ班ごとのミーティングを開催し,部員同士の現状把握や意見交換の機会を積極的に設けています.

マシン設計の他にコスト審査やデザイン審査に向けて情報共有や担当者による定例ミーティングを行い,各種審査項目への対策を同時進行しております.

 

線1左

過去大会ランキング

線1右

学生F
自動車部
エコラン

    2023 Ene-1 SUZUKA Challenge
    ソーラーカーレース鈴鹿2023

  • 1
    木本工作所
  • 2
    東郷アヒルエコパレーシング
  • 3
    長野県飯田OIDE長姫高校原動機部A
  • 4
    長野県飯田OIDE長姫高校原動機部B
  • 5
    nn-techエコランチーム

    2023年度 全日本学生
    ジムカーナ選手権大会結果

  • 1
    早稲田大学
  • 2
    慶應義塾大学
  • 3
    日本大学
  • 4
    関西学院大学
  • 5
    千葉工業大学
  • 6
    立教大学

    学生フォーミュラ 日本大会
    2023 開催結果

  • 1
    京都工芸繊維大学
  • 2
    日本自動車大学校
  • 3
    岐阜大学

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