- 2024.02.21
工学院レーシングチーム(KRT)パワートレイン班紹介
パワートレイン班とは
パワートレイン班とはマシンの心臓となるエンジンなどの駆動系や、それに付随するパーツを設計・製作を行っております。主に担当しているパーツといたしましては、エンジン、排気系のマフラーとエキゾーストマニホールド、吸気系のサージタンク、燃料タンク、デファレンシャルギア、またエンジン始動する際や車両のセッティングなどに重要なECUで、セルスイッチなど俗に言われる電装も担当しています。
エンジン
私たちが使用しているエンジンはHONDA様から支援して頂いているバイクのCBR600RRのエンジンを使用しています。こちらのエンジンは4気筒エンジンで、単気筒エンジンに比べエンジンの始動性がとてもよく、またパワーもでるのでパワフルな車両になります。
排気系
こちらが排気系のエキゾーストマニホールドとマフラーになります。排気系はエンジンのパワー出力やトルクに大きく関わるパーツになります。そのため設計する際には管内の空気の流れや流量をシミュレーションするソフトにて管長や内径を色々なパターンで解析し、それぞれで比較、設計を行っております。
吸気系
吸気系のパーツは市販車でみないので見慣れないパーツかと思います。上から空気を取り込み、エンジンの中に空気を送ります。エンジンの気筒数によって下の管の数が変わってくるのでチームによって個性あふれるパーツになります。こちらもエンジンのパワーやトルクに大きく関わるパーツなので排気系同様、空気の流れを見るシミュレーションソフトにて解析を回して設計を行っております。
燃料タンク
燃料タンクはただのガソリンの入れている容器だと思っている方がいると思いますが、実はただの容器ではなく内部に板が入っています。この板の役割といたしましては車両がコーナーを曲がるとき車両に遠心力がかかります。そのためガソリンもタンク内で揺れてしまいます。揺れた際に片側にガソリンが寄ってしまうと空吸いをしてしまい、他のパーツが故障してしまう可能性があり、これを防ぐ役割があります。一見シンプルで簡単そうに見えますがやりがいのあるパーツの一つでもあります。
電装班
車両を動かすためには、セルを回し、ガソリンを吹き、点火させてエンジンを回さなければなりません。そのためには、これらを制御するECUとエンジンをつなぐハーネスが必要になります。電装班では、このような車両のハーネスの製作を行っております。その他に試走会においては、その日の気温に合わせた燃調のセッティング変更、車両の走行データを収集するなど、車両が走行する場面では常に最前線で活動しています。
車両の走行性能に直接影響することはあまりない電装班ですが、車両を走らせる基盤としてとても重要な存在です。
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