- 2025.05.10
TUF過去参戦車両の歴史 下

はじめに
閲覧いただきありがとうございます。今回も前回に引き続き、過去大会に出場したマシンをご紹介いたします。今回は「TF-05」から初のEV「TF-08e」の4台をご紹介させていただきます。
TF-05 ~燕~(第19回大会)
全種目完走を達成したものの走行タイムが奮わなかったTF-04sの反省から、大会上位校のマシン等と対等に渡り合うために大規模なレイアウト変更を実施したマシン。10インチホイールの採用や、CFRP製のカウルなど数々の挑戦的な設計が施され、車両重量は216kgとTUF史上再軽量のマシンとなりました。新型コロナウィルスの影響により大会が中止されるなど、そのポテンシャルは完全に発揮されることがないままシーズンを終えましたが、この車両の開発によってTUFは一つ上のステージに上がることができました。
TF-06~飛燕~(第20回大会)
216kgと大幅な軽量化に成功したものの走行タイムが奮わなかったTF-05の反省から、オートクロス60s切りを目指して基本レイアウトをTF-05から引き継ぎ、ブラッシュアップを重ねたマシン。エアロデバイスの初搭載や、新型ECUの導入を行いTUF史上
最高順位の総合6位を獲得しました。
TF-07~飛燕改~(第21回大会)
TF-06の反省からスラロームと高速コーナーに注目したマシンコンセプトを設定し、リアフレーム構造の大幅変更やエアロデバイスの進化、パドルシフトの搭載、冷却性能の改善等の改良が加えられたマシン。ICVの集大成となったマシンであったがその性能を引き出すことが出来ず総合23位となったがEV化へ向けて多くの学びをもたらしてくれました。
TF-08e(第22回大会)
TUF初のEV。大会では動的審査において、全種目完走を目標に掲げ開発された。ICVで培われてきた車両開発のノウハウと新たに電気に関する知識を合わせ完成することができた。惜しくも大会では全種目完走とはならなかったが、今後速いマシンをつくるための「土台」となるようなマシンをつくることができた。
おわりに
最後まで閲覧いただきありがとうございました。我々が2024年度までに開発してきたマシンをご紹介させていただきました。少しでも、富山大学フォーミュラプロジェクトに興味を持っていただけると幸いです。
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