- 2023.12.12
チームの歴史
ここでは我々岐阜大学フォーミュラレーシング(GFR)の歴史について紹介します。
<チーム設立と大会初参加>
岐阜大学フォーミュラレーシングは2005年4月に設立されました。
大会への初参加は2年目の2006年で、チーム初の車両であるGF-ZEROを完成させ、この年からエコパでの開催となった大会へ挑みました。
この年のGF-ZEROから昨年度のGFR-023まで一貫してSUZUKI製直列4気筒エンジンを搭載しています。
<デザインファイナル>
5年目となる2009年は4気筒エンジンの横置き配置によるドライブシャフト長の左右差の解消を狙って日本で唯一の2段減速機構と中空ドライブシャフトを搭載しました。このような取り組みが評価され、デザイン審査ではチーム初となるデザインファイナルに進出しました(125点 4位)。一方で動的審査ではオートクロスとエンデュランスでエンジンの不調を抱え、エンデュランス未完走に終わりました。
2段減速機構は以降も2017年にエンジンを縦置き配置に変更するまで2014年のGFR-014を除く全ての車両で採用され、GFRの伝統となっていました。
<エンデュランス初完走>
8年目の2012年は前年までのエンデュランスリタイアという結果からマシンコンセプトに「信頼性」を掲げてエンデュランスの完走に焦点を合わせた開発を行い、7回目の大会参加でチーム初のエンデュランス完走を達成しました。
<初の全種目完走>
12年目の2016年は全種目完走を目標に掲げて活動し、チーム歴代最速のシェイクダウンを達成しました。
迎えた動的審査では天候に悩まされつつも各種目でしっかりとタイムを残し、エンデュランスでは最終周にトラブルを抱えながらも完走しました。これによってチーム初の全種目完走を達成し、当時のチーム歴代最高位タイとなる総合23位を獲得しました。この年は車検の事前対策も完璧で大会の技術車検では50分のうち25分で全項目の検査を終え、指摘項目なしで通過しました。
<エンジンレイアウト変更>
2017年には更なる飛躍を目指して現在まで続く4気筒縦置きのレイアウトへと変更しました。ノウハウの無かったギヤドライブへの変更によってギヤの破損が相次ぎましたが、大会では2年連続の全種目完走を達成しました。
ここから2019年までギヤドライブの信頼性を高めるべく改良を続け、2016年から4年連続での全種目完走を達成しました。
<コロナ禍~>
2019年以来2年ぶりの開催となった2021年大会に向けては動的審査での得点向上を目指して新規にウイングを搭載した車両を製作しました。結果として動的審査は中止となり静的審査のみの大会となりましたが、プレゼン審査で1位を獲得し、当時のチーム歴代最高位となる総合7位を獲得しました。
翌年の2022年は動的審査を含めた総合成績Top10入りを目標に掲げ、チーム創設以来変更していなかったホイールサイズを10インチへ変更しました。静的審査ではプレゼン審査2位、動的審査ではスキッドパッド6位、オートクロス3位を獲得し、勢いそのままにエンデュランスに臨みましたがドライブトレインの破損でリタイアとなり総合15位に終わりました。
2023年は前年達成できなかった総合Top10入りを目標とし、前年の反省から信頼性の向上、軽量化などをコンセプトに掲げてより速く、エンデュランスを完走できる車両を作るべく活動しました。結果としてスキッドパッド3位、オートクロス5位、エンデュランス3位を獲得し、チーム歴代最高位となる総合3位を獲得しました。
2006年車両 GF-ZERO
2009年車両 GFR-009
2023年車両 GFR-023
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