2023.12.08

2024年度大会に向けた進捗・現状(岐阜大学)

岐阜大学フォーミュラレーシングは今年度「持続可能な組織づくり」というチームコンセプトを掲げ活動しております。これは近いうちにチームを引退するメンバーのノウハウを余すことなく後輩に引継ぎ、チームとして継続的な成長をしていくという意味合いが込められています。昨年まで上位成績をとり続けていたチームが新チームになった途端順位を転落させてしまうというのは、学生フォーミュラ界でも割とよく聞く話であります。私たちのチームは来年度大会を終えて引退するメンバーが多く、上記のような状況になることが危ぶまれている状態です。そこで最近では、チームコンセプトのもと2年生や1年生が主体的に活動し、上級生はフォローに徹するという新体制をとり始めました。

 

10/21(土)に大学構内で行った走行会では、新たにトラックエンジニアとなったメンバーが学校への提出書類等の事前準備も含めた走行会の取り仕切りを行いました。当日は極力上級生が作業することの無いよう、作業の分担でも下級生を起用するようにして下級生主体で頑張りました。今回は大学構内での走行会でしたが、今後遠征先での走行会を行っていくとなると、レンタカーの手配や遠征するメンバーの選別、遠征届の提出などさらに仕事量が増えていきます。それに大会に近づいていけばいくほど各走行会でテスト項目や確認事項が増えていき準備・当日の立回りが非常に忙しくなることで、トラブルが発生しやすくなります。少しずつでも先輩の力を吸収し、立派なトラックエンジニアになれるよう頑張ってほしいと思います。もちろん私たちも彼を精一杯支えていきます。

 

10/21(土)に行った学内走行会の様子

 

また、パワートレイン・シャシーを統括するパワトレリーダー、シャシリーダーを2年生が担当し、毎週それぞれのパートでミーティングを行うなど、設計・製作の面でも新しい体制を取り始めました。シャシー、とくにフレームでは1年生に大まかな設計や解析を任せ、アドバイスであったり最終的な調整であったりを上級生が担当するという方法をとっています。1年生の時期にフレームの設計をするのは荷が重いのではないかと少し心配していましたが、呑み込みの速さもやる気もすさまじく、また先輩のアドバイスも的確で、僕の心配は杞憂だったと今では思います。こういった動きを各パートで行うことでチームコンセプトでもある「持続可能な組織」を実現できると思います。パワートレイングループでは先輩後輩関係なく皆で頑張って設計していこうという色が強く感じられます。その理由としては、ここ数年の中でパワートレインは大きな成果を上げられていなく、新規で搭載できたものはほとんどありません。しかし1,2年生が新規設計への意欲高いので、大会では刷新したパワートレインの姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。

 

部室にてパワトレミーティングを行っている様子

 

以上のような動きを今後も続けていき「持続的な組織づくり」というコンセプトを達成できるよう活動していきます。

線1左

過去大会ランキング

線1右

学生F
自動車部
エコラン

    2023 Ene-1 SUZUKA Challenge
    ソーラーカーレース鈴鹿2023

  • 1
    木本工作所
  • 2
    東郷アヒルエコパレーシング
  • 3
    長野県飯田OIDE長姫高校原動機部A
  • 4
    長野県飯田OIDE長姫高校原動機部B
  • 5
    nn-techエコランチーム

    2023年度 全日本学生
    ジムカーナ選手権大会結果

  • 1
    早稲田大学
  • 2
    慶應義塾大学
  • 3
    日本大学
  • 4
    関西学院大学
  • 5
    千葉工業大学
  • 6
    立教大学

    学生フォーミュラ 日本大会
    2023 開催結果

  • 1
    京都工芸繊維大学
  • 2
    日本自動車大学校
  • 3
    岐阜大学

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