2024.02.21

ソーラーカーの空力について 名古屋工業大学


ソーラーカーの走行性能向上には、車体の軽量化が重要です。一般的に、重量が軽い車体は加減速がしやすく、長時間・長距離の走行が可能です。そのためソーラーカーには、アラミドハニカムをCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)で挟んだサンドイッチパネルが使用されています。このサンドイッチパネルは、CFRPの単位質量における優れた剛性と強度をハニカムサンドイッチ構造で最大限に活かすことよって、金属材料よりも高強度かつ超軽量な素材を実現できています。この技術により、車体総重量は約160kgまで軽量化することができ、効率的な走行ができるようになりました。

そして、足回りの設計も同様に車両の走行性能に大きな影響を与えます。そこで車体のサスペンションには、ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用し、高い運動性能を実現しました。これらの設計には、直進安定性コーナリング性能、転がり抵抗を左右するトー角キャンバー角キャスター角スラスト角キングピン角などの調整が必要です。これらの角度やパラメータは、数理モデルを基に計算され、ExcelやCADソフトを用いて設計しています。私たちは転がり抵抗を最大限になくなるように設計することでさらなる効率的な走行が可能としました

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