2022.08.05

大会目標 (岐阜大学)

・大会目標 

学生フォーミュラ日本大会2022の総合順位目標は,TOP10入りをすることです.2021年度大会は,静的審査のみの開催となり,総合7位というチーム歴代最高順位を獲得することができました.目標のTOP10我々には大きなチャレンジです.弊チームは動的審査の成績が芳しくないため動的審査で「勝ち」を獲得できるように.チーム一丸となって挑戦していきます. 

静的審査の目標点数は,2021年度の点数に対して,コスト審査とデザイン審査では点数アップ,プレゼンテーション審査は満点であったため,点数の維持を目指します. 

コスト審査は,2021年度に指摘された点を改善するのはもちろんですが,上位チームが意識しているような,「見やすくわかりやすいコストレポート」を作ることを心掛け,点数アップを目指します. 

デザイン審査でも,2021年度に指摘された点を改善するのはもちろんですが,V字モデルに則った車両開発を心掛け,それを基にデザインレポートを書いていきます. 

動的審査の目標点数は,2021年度チームで設定した目標をもとに,総合10位以内を取るためにいくつかの種目の目標点数を上げました.これらの点数は,2021年度車両の試走会で計測したタイムなどを参考にして設定しています. 

また,点数以外の目標に,新入生に大会がどのようなものであるのかということをしっかりと理解してもらうという目標があります.過去2年で獲得できた新入生は少なく,このままでは上級生の引退後,大会の内容を理解しているメンバーがほぼいないことになってしまうため,新入生にもしっかりと1年目の大会から内容を把握してもらい,参加してもらう必要があります. 

・課題 

 チームの課題は多々ありますが,中でもコミュニケーションの課題と引き継ぎの課題が大きいものであると感じています. 

 コミュニケーションの課題は,チームコンセプトとして掲げている「コミュニケーションと信頼」にかかわる課題です. 

現状,チームコンセプトとして掲げていますが,コミュニケーション不足は多発しています.基本である報告,連絡,相談ができていないため,各作業の進捗をつかめていなかったり,1人で悩みを抱えて,質問するまで作業が進まないことなどが発生しています.進捗報告は,毎週の報告書の提出を求めていた時期もありましたが,大学の講義,学生フォーミュラの活動,そして人によってはアルバイトをしているメンバーもおり,なかなか根付きませんでした.したがって,今はMicrosoft Plannerを用いて,チーム内で各々が抱えているタスクを共有し,進捗状況を更新するようにしています.しかし,製作などの全員が実物を見てわかるタスクであれば良いのですが,設計などの各々が自分のPCで進める活動の場合そのタスクが進行中であるということしか判断できないため,もう少し詳細な進捗を把握できるようにする必要があります. 

相談に関しては,チーム連絡用のグループチャットとは別に,相談用グループというのを設けて気軽に相談ができるようにしています.しかし,これを設けてもあまり相談が活発になっておらず,週1回のミーティングで通話をしたときに初めて出てくる相談は多いため,やはり相談に関しては,通話する回数を増やす必要があると感じています.ただし,通話回数が増えると,メンバーを拘束する時間が増えてしまうため,参加メンバーを限定するなど工夫する必要があると考えています 

これらの報告・連絡・相談の問題をチームで解決するために,2週間に一度「チーム内の報告・連絡・相談を確実にするために」というテーマで,KPT法を用いた振り返りを行っています.KPT法はKeep,Problem,Tryの頭文字を取ったもので,2週間の活動を振り返り,良かったと思うものはKeep,問題であったり不満だと思うものはProblem,そしてそのProblemを解決するためにどのようなことを行っていけばいいかをTryに書き,次の2週間のテーマに関する方針を立てます.これはチームでは新しい試みですが,毎回各メンバーが思っていることを聞き出すことができているので,コミュニケーションの課題に対してはプラスに働いていると思います. 

引き継ぎの課題は,メンバー数の少なさに起因しています.過去2年での新入生の獲得数が少なく,引き継ぐ相手が不足しているため,上級生のメンバーが引退してしまうとノウハウが残らないだけでなく,最悪の事態を考えるとチームが存続できない可能性があります.これは今までチームを存続してきてくださったOBOGや,ご支援いただいたスポンサー様にも多大なご迷惑をおかけすることになるので,何としても避ける必要があります.引き継ぎの方法に関しては,コスト審査では教育資料を講義動画にするなどして,永続的に残る形式にしています.どうしても直接の教育でないと難しい作業などもありますが,講義動画や資料などでも教育できるものに関しては,コスト審査に倣って,後世に残していく必要があります.しかし,いくら教育資料がしっかりとしていても,メンバーがいなくては意味がありません.対面での新歓ができないと難しいということもありますが,オンライン新歓でも楽しめるような工夫をしたり,大学と協力して学生フォーミュラの活動を宣伝してもらうなどして,多くの新入生を確保する必要があります. 

         KPT法 

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