2025.06.13

静岡大学学生フォーミュラチーム_チームの歴史

こんにちは!静岡大学学生フォーミュラチームSUMです。今回は弊チームの歴史について振り返りたいと思います。

目次

1.静岡大学学生フォーミュラチームSUMの始まり

2.総合順位一桁を目指して

3.クラウドファンディングに挑戦

4.現状のSUMの課題と目標

 

1.静岡大学フォーミュラチームSUMの始まり

弊チーム静岡大学学生フォーミュラチームSUMは2004年に始まりました。その年の学生フォーミュラ日本大会は第二回大会で、当時の参加校は28校だったことから、比較的歴史のあるチームといえるかもしれません。その後、順調に進んでいき、車両の改良や、マネジメントの徹底をしたことから、2009年には53チーム中総合5位という結果を収めることができました。しかし、2011年のカーボンモノコックフレーム導入による設計・製作の難航や、その他のトラブルに見舞われたことから、次年度からの結果は思わしくないものでした。その後、試行錯誤を重ね、2017年度大会では12位、2018年度大会では15位という結果を収めることができました。

2.総合順位一桁を目指して

チームの目標も総合順位一桁となり、車両性能で足りないものは何かと考えるようになりました。ちなみに学生フォーミュラ大会では車両性能を競う上での審査項目が6項目あり、加速性能を競うアクセラレーション、コーナリング性能を競うスキッドパッド、直線、スラローム、低速コーナーを競うオートクロス、走行性能と耐久性を競うエンデュランス、エンデュランス走行時の消費効率を競う効率があります。当時、この中で圧倒的に順位を下げているのが加速性能でした。そこで、2022年にガソリン車より加速性能が高いEV車へ変更することに決めました。

3.クラウドファンディングに挑戦

エンジンからEVへの変更に伴い、バッテリーの購入が必要となります。おおよそ150万円かかるのですが、バッテリー費用の蓄えがあるわけではなく、厳しい状況でした。そこで、クラウドファンディングでお金を集め足りない部分に充てようとようと考えました。

結果として企業の方々のご協力もあり、目標金額100万円に対し、110万円を集めることができました。

Fig.1 クラウドファンディングの集まり状況

 

4.現状のSUMの課題と目標

2024年度大会でEV化3台目でありますが、昨年は電装系のトラブルでEV車検を通過することができず、すべての動的種目で未出走となってしまいました。また、EV初年度から24年度大会まで全種目完走を達成することができておらず、2025年度大会では、全種目完走を目標としてマシンの設計・製作を行なってきました。今年こそは車検を通過し、全種目完走するマシンを見たいと思っています。

応援よろしくお願いいたします。

 

Fig.2 ドライバーのヘルメット

 

線1左

過去大会ランキング

線1右

学生F
自動車部
エコラン

    2024 Ene-1 SUZUKA Challenge
    エコラン Div1-bクラス結果

  • 1
    大阪産業大学新エネPJ-a
  • 2
    滋賀職業能力開発短期大学校
  • 3
    大阪産業大学新エネPJ-v
  • 4
    名城大学エコノパワークラブ
  • 5
    広島技術短大EV-Project A

    2024年度 全日本学生
    ジムカーナ選手権大会結果

  • 1
    慶應義塾大学
  • 2
    早稲田大学
  • 3
    拓殖大学
  • 4
    芝浦工業大学
  • 5
    静岡大学
  • 6
    広島工業大学

    学生フォーミュラ 日本大会
    2024 開催結果

  • 1
    京都工芸繊維大学
  • 2
    名古屋大学EV
  • 3
    神戸大学