Dcara大学生カーライフマガジン

こんにちは！静岡大学学生フォーミュラチームSUMです。今回は2024年度大会の振り返りや結果、課題についてご紹介します。

目次

1．EV部門1位に向けて

2．今回の車検不通過の原因

3．弊チームの大きな課題

4．今回の大会の成果と意気込み

1．EV部門1位に向けて

2024年度車両は、EV3年目の車両でありました。2024年度は、EV初年度にたてた3か年計画の最後の年であり、EV部門1位を目標に活動に取り組んできました。マシンコンセプトは軽量化とし、運動性能の向上を目指しました。また、スケジュール管理ができていなかったという課題から、チームコンセプトはゆとりと設定しました。しかし、結果はEV車検を通らなかったことによる動的種目未出走となり、悔いが残る1年となりました。

2．今回の車検不通過の原因

走らなかった原因は電装系のトラブルにありました。電装のトラブルの原因はなかなかこれと決定的なものを見つけることが難しいので、原因究明には時間がかかりました。現状としてはモーターとバッテリーをつなぐ部分のIMDが閉じなかったことにより、高電圧が印加しなかったことが原因として考えられています。

Fig.1　車検の様子

3．弊チームの大きな課題

また、24年度での大きな課題として挙がったのは、スケジュール管理です。4月に予定されていたシェイクダウンは８月になり、走行・改善の機会を多くとることができませんでした。日程がどんどん後ろにずれこんでしまった原因は、パーツの干渉が後から見つかったことにより、再設計をしたことや、レギュレーション違反が後から見つかったことによります。

4．今回の大会の成果と意気込み

今回の大会では悔しい思いが強いのですが、静的種目ではプレゼンテーション審査で点数を伸ばすことができました。ほかにもPR賞(今年新設されたもので、「学生フォーミュラの認知向上に寄与したチーム」を対象に授与されるもの)で、3位をいただきました。私たちの学生フォーミュラを通じた活動が認められたように感じ、モチベーションになりました！

25年度は24年度の反省を活かして、設計・製作を頑張っていきます！

Fig.2　大会会場にて

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