2025.05.23

静岡大学学生フォーミュラチーム_2025年度のチーム方針のご紹介

目次

1.2025年度大会目標

2.マシンコンセプト

3.チームコンセプト

4.おわりに

 

1.2025年度大会目標

2025年度のチームリーダーを務める木村と申します。今回は、2025年度大会に向けたチーム方針についてご紹介させていただきます。

まず、大会目標は「全種目完走」です。弊チームは25年度でEV参戦4年目となりますが、これまで一度もEVでの全種目完走を達成したことがありません。また、2022年度大会からEV部門に参戦し、2024年度大会での「EV1位」を目指す三か年計画を立てて活動してまいりました。しかし、2024年度大会ではEV車検を通過できず、動的審査に出走できないという結果に終わり、最終順位はEV部門12位、総合48位となりました。

Fig.1 2024年度大会結果

この結果を重く受け止め、計画を一から見直し、2025年度大会の目標を「全種目完走」に決定しました。また、この目標を確実に達成するために、マシンコンセプトとチームコンセプトを策定しました。

 

2.マシンコンセプト

マシンコンセプトは「正常進化」です。「全種目完走」を確実に達成するためには、2024年度大会でEV車検を通過できなかった要因を解決する必要があります。また、車両製作時の反省点や信頼性の低い部分も改善しなければなりません。そこで、2025年度の車両は、2024年度の車両をブラッシュアップし、2024年度の「低重心化・マスの集中化・軽量化」というコンセプトをさらに「正常進化」させる方針をとります。

Fig.2 2024年度参戦車両「浜風 SE-124」

3.チームコンセプト

チームコンセプトは「自律」です。2024年度大会では「ゆとり」をコンセプトとして活動していましたが、シェイクダウンの大幅な遅れが発生し、十分な走行機会を確保できませんでした。その主な要因として、チーム全体が「遅れた日程に合わせてしまった」ことが挙げられます。特定のパーツでトラブルが発生し日程が遅れた際、本来順調に進んでいた他のパーツの製作までもが、その遅れたスケジュールに引きずられる形で停滞してしまいました。この反省を踏まえ、2025年度は「遅れた日程に合わせない」ことを意識し、自分たちを律して活動するという思いを込めて、「自律」というコンセプトを掲げました。

4.おわりに

まずは、「全種目完走」を確実に達成できるよう、部員一同努力してまいります。応援よろしくお願いいたします!

Fig.3 2024年度集合写真

線1左

過去大会ランキング

線1右

学生F
自動車部
エコラン

    2024 Ene-1 SUZUKA Challenge
    エコラン Div1-bクラス結果

  • 1
    大阪産業大学新エネPJ-a
  • 2
    滋賀職業能力開発短期大学校
  • 3
    大阪産業大学新エネPJ-v
  • 4
    名城大学エコノパワークラブ
  • 5
    広島技術短大EV-Project A

    2024年度 全日本学生
    ジムカーナ選手権大会結果

  • 1
    慶應義塾大学
  • 2
    早稲田大学
  • 3
    拓殖大学
  • 4
    芝浦工業大学
  • 5
    静岡大学
  • 6
    広島工業大学

    学生フォーミュラ 日本大会
    2024 開催結果

  • 1
    京都工芸繊維大学
  • 2
    名古屋大学EV
  • 3
    神戸大学