- 2024.06.29
チーム紹介 豊橋技術科学大学 自動車研究部
はじめに
2024シーズン、豊橋技術科学大学 自動車研究部 副部長の刀谷吉徳です。
今日は、私たち自動車研究部のチーム紹介をしようと思います。
この機会にチームの歴史や体制、活動理念などを知ってもらい、一人でも多く一緒に活動してくれる人が増えてくれると嬉しく思います!
チームの歴史
創部は2005年、大会には2006年の第4回大会より参戦しています。
初期からの参戦ですが、当初は研究室の活動の一部として始まり、現在は大学の公認部活動として活動しています。
その後2008年より日本チームで初めてカーボンモノコックを採用し参戦しました。カーボンモノコックはこれより現在まで受け継がれていると思うと、歴史を感じますね。
2018年には日本では早期にEVへコンバートしました。電気自動車は加速性能に優れますし、コースレイアウト的にも速いといった判断からEV化を行いました。今でこそEVでの出場チームは増えていますが、早い時期から挑戦していたことに対して部員として誇りに思っています。
2020年よりツーモーター化することで大会制限いっぱいの80kWを使いつつ、トルクベクタリングを実装できるような環境を整えました。
なぜ自動車“研究部”なのか
ところで皆さんの中には、私達の部活の名前が他チームとは少し違うことに気づいた方がいるかもしれません。
他の参加校を見ると、レーシングという単語を含めた名前が多いかと思います。そこで我々はなぜ自動車研究部という部活動名を使い続けるのか、それについて少しご紹介したいと思います。
私達、豊橋技術科学大学 自動車研究部TUT FORMULAは
「技術に触れ、肌で感じる。」
を基本理念として活動しています。
大学で学んだ知識や理論を基に、大会での活動を通じて実践的応用力、マネジメント能力などを総合的に養い、将来の社会を切り開いていくエンジニアを育成することを目指しています。そのため弊部では、車輌の企画、設計、作製はもちろんのこと、スポンサー様への依頼までを全て学生自身で行っています。
この活動目的を達成する指標として、私たちは学生フォーミュラを舞台として選択しています。 私たちは、この大会に参加する過程を通じて部活動の目的を果たし大会で好成績を残す車輌を製作することを、目的達成までのプロセスの正当性を定量的に評価する指標としています。
部門・部員紹介
ところで皆さんの中には、私達の部活の名前が他チームとは少し違うことに気づ
部長をトップとして、マネジメント業務を担当するマネージャによって組織が運営されています。
その下に部長を補佐する副部長、マネージャを補佐するテクニカルディレクタがそれぞれ2名います。
実務担当としては、部の財務管理を担う会計、対外的な連絡・交渉を担う渉外、WebサイトやSNS等で活動情報発信を担う広報、物品管理や活動環境の整備を担う保守で組織しています。これら運営部門は、部長が直接統括する形式となっています。
車輌開発担当としては、設計部門にエルゴノミクス、車輌運動、ドライブトレイン、電装の担当者を配置し、製作部門に工場班、カーボン班、電装班を組織しています。これら車輌開発部門は、マネージャが統括する形式となっています。
また、車輌の開発方針については部長とマネージャによって決定されます。
TUT FORMULAは例年、部員不足に苦しんでいますが、コロナ後からは徐々に持ち直しており、今シーズンも多くの新入生が入部してくれました。
内訳は1年生-7名、2年生-3名、3年生-11名、4年生-4名、修士1年-1名、修士2年3名、博士2年-1名の計30名となっています。
高専からの3年次編入生が多い豊橋技術科学大学ですが、部員数の分布は程よく均等になっており、これが続くことを願っています。
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