Dcara大学生カーライフマガジン

同志社大学フォーミュラプロジェクト（以下DUFP）です。

今回は、私たちDUFPに、こんなひとに入部してほしい、という例をいくつか紹介していきます。

ひとつでも当てはまるものがあれば、是非入部を考えてみてください！

車が好きな人

はじめは、もちろん「車が好きな人」です。

DUFPは、フォーミュラカー、つまり車をつくるサークルです。

なので、必然的に車に関する知識が増えていき、また必要となってきます。

車に関する知識、具体的には車両運動や車の部品、パーツ名とその機能など、車両製作に必要な知識です。

多くの部員は、部室にある本や資料などを用いてその知識を蓄えていきます。

独学では少し難しい車両製作の知識も、造詣の深い先輩たちが身近にいることで、勉強方法の指針が分かり、効率よく学ぶことができます。

また、車好きな部員ももちろんいます。たまに部室のパソコンでF1を見てる人もいます。

車について語り合いたい人がいれば是非！

ものづくりが好きな人

車が特段好きでなくとも、「ものづくりや機械いじりが好き」なら活動を通して多くの「ものづくり」の経験ができます。

DUFPの活動は、車両の設計から製作までの製作過程をほとんどすべて学生のみで行います。

まず、３DCADを用いて設計を行います。（ソフトはSolid Worksを使っています）

設計が決定すると、大学の機械実習工場にて製作に取りかかります。

工場での製作では、工場にある機械を使って機械加工を施していきます。

製作の過程で、大学の授業ではなかなか機会のない実践的なものづくりをすることができます。

また、３Dプリンターも部室にあり、使用可能です。

大学生活を充実させたい人

DUFPは、例年9月に開催される学生フォーミュラ日本大会へ出場するための活動を行っています。

学生フォーミュラとは、「学生たちが一年かけてマシンを製作し、その速さや製作過程などを競い合う大会」です。

およそ１年の製作期間をかけて、一台の車両製作と、静的審査（コスト評価やプレゼンなど）のための資料作りなどを行っています。

またスポンサー様と事務のやりとりをするのも学生自身で、本格的に事務作業も行っています。

これらはすべてチームとしての活動なので、製作を通してチームワークの難しさを実感することになるでしょう。

また、１年という短い期間で製作することになるので、サークル活動より、部活動に近いほど忙しく活動することになります。

しかし、それらを通して確実に将来の自分の糧になる経験を多く積むことができます。

なにより、自分たちで長い時間をかけて車両を製作し、大会を終えた後の達成感は、得難い経験となるでしょう。

▲２０２３年度大会

自動車企業に就職したい人

多くの自動車企業では、「学生フォーミュラ向けの説明会」なるものが存在し、学生フォーミュラの活動を行っていた学生を採用する枠が確保されています。

学生時代に実際に車両をつくる訳なので、圧倒的に知識や経験が豊富なためでしょう。

多くのOB・OGの方たちが、就活で苦労することなく名だたる自動車メーカーに就職しています。

また、就職に有利なのはなにも自動車企業だけではありません。

車両の製作の過程で、機械製作についての普遍的な知識やスキルを習得できるため、就活の時点では技術者としての基盤が築き上げられています。

なので、DUFPでの活動、経験を自分の大きなアピールポイントとして利用し、自動車メーカー以外で（例えばゲーム会社などで）技術職に就いた先輩方もいます。

また、大学院の受験を考えている人がいても安心してください。

概ね、２年秋から３年夏までの一年間が、主に活動に参加する期間なので、３年夏で引退すれば大学院試験に影響を及ぼすことはありません。

最後に

いろいろと例を出しましたが、すべてに当てはまってないといけないなんてことはありません。

実際、このサークルの部員でもともと車好きで入部した部員は少数派です。（過去問目当てで入った人も多いんじゃないでしょうか）

一人だけでこれらの活動を全て行う必要はなく、やりたい活動（総務だけしたい、とか、溶接などの機械加工だけしたい、など）を担当するという形でも構いません。

一つでも当てはまるものがあったり、興味のある活動があれば、ぜひ同志社大学京田辺キャンパス機械実習工場まで足を運んでください！

▲機械実習工場前

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