- 2024.02.05
DUFP(同志社大学)チーム紹介
この記事の目次
DUFPとは
同志社大学フォーミュラプロジェクト(Doshisha University Formula Project)の略称。
DUFPは2003年に開催された全日本学生フォーミュラ大会に第1回大会から参加し、
来年度の2024年度大会で通算22回目の参加となる歴史あるチーム。
24年度マシン
DUFPの歴史
大会参加初期は車検通過やトラブルに苦しみましたが、2012年から2014年の間には総合3位を
3年連続で獲得しました。2015,2016年にも10位以内を獲得していましたが、
その後のチームマネジメントの失敗により成績が大きく落ち込んでしまいました。
以前のような「確固たる強さ」があるチームに戻るために、活動制限があった中でも
技術継承や新規開発、静的審査の準備徹底などの取り組みを行ってきました。
その結果2023年度大会では目標であった総合順位10位以内を達成することができ、
2024年度大会に向けて「確固たる強さ」のあるチームを目指すべく、
32名の部員全員で力を合わせてより良いマシンづくりを行っています。
DUFP総合順位の推移
活動内容
車両設計(9月~12月末)
昨年度の問題点を踏まえた上で、次年度のマシンのコンセプトや仕様、またチーム目標を決定します。
その後、目標を達成するために必要なパラメータに、要求として落とし込みます。
その要求を達成するために設計会議の開催や、担当班に分かれて設計を行います。
この期間はCADソフトなどを用いて作業するだけでなく、昨年度の車両の分析を
行うための走行会が開かれることもあります。
またDRと呼ばれる設計レビューに学外学内問わず多くの関係者方に参加いただき、
貴重なご意見やご指摘をいただくことで、設計段階での完成度を向上させることが
可能となっています。
設計会議の様子
車両製作(1月~3月)
京田辺キャンパスにある実習工場の工作機械をお借りし、車両パーツの製作を行っています。
溶接フレームやCFRPで作られるエアロパーツ、またパーツの製作精度を向上させるための
治具と呼ばれるパーツも製作します。一部の自分達で加工できないパーツはスポンサー様に
製作をお願いしております。設計期間中に設けた納期を達成するために1回生から大学院生まで
全員で協力して製作を行います。
加工の様子
走行会(4月~9月)
製作が終わると、広い土地をお借りして、マシンを走行させます。
走行会の主な目的は、車両トラブルの探求、車両セッティング、データ収集です。
その準備として、走行計画の決定、組付け、アライメント、エンジン始動などがあります。
これらの準備は非常に忙しいですが、各走行会における目標を達成する為に注力しています。
走行会の様子
その他の活動(広報/マネジメント)
車両を設計製作する上で欠かせない、部材などを購入するための資金調達や会計等の業務全般を指します。
またスポンサー支援をしてくださる企業様等への返礼や交渉も学生が行うため、業務は多岐に渡ります。
今後に向けて
以前のような高順位を安定して残せるような力のあるチームに戻るため、
またより良い車両を作り上げるため、日々の活動に尽力していく所存です。
カテゴリー覧Category List
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