- 2025.07.18
名古屋大学フォーミュラチームFEM 2024年大会結果

目次
1.はじめに
2.大会結果
3.おわりに
はじめに
2023年大会、弊チームはエンデュランスのリタイアによりEVクラス1位を勝ち取ったものの、総合では15位という結果に終わりました。EV1位奪還の嬉しさはありましたが、「初めてEVがICVに勝てる」という確信があっただけに、チームメンバー全員にとって悔しさが募る大会となりました。
そして迎えた2024年大会は、EVとICVのクラス分けがない最後の大会であり、「総合優勝」を獲得することができるラストチャンスでした。2023年大会の悔しさを糧に、チームは「総合優勝」への強い思いを胸に大会に臨みました。
大会結果
学生フォーミュラ日本大会2024は、9月9日から14日まで開催されました。これまでの静岡県エコパから会場を移し、Aichi Sky Expoでの開催となりました。
弊チームは次のような結果を収めました。
2023年大会 | 2024年大会 | |
デザイン審査 | 1位 | 3位 |
プレゼンテーション審査 |
1位 | 1位 |
コスト審査 | 27位 | 9位 |
アクセラレーション | 1位 | 1位 |
スキッドパッド | 4位 | DNS |
オートクロス | 10位 | 8位 |
エンデュランス | DNF | 11位 |
効率 | ― | 3位 |
EV | 1位 | 1位 |
総合 | 15位 | 2位 |
静的種目のうち、製作した車両をどのように販売するかを考え、それを製造業者に説明するというテーマで行われるプレゼンテーション審査では、2年連続となる1位を獲得しました。車両設計の妥当性やその思考プロセスなどが評価されるデザイン審査では、惜しくも3位となりましたが、日本チームの中では最高位となりました。さらに、コスト審査では昨年度を大きく上回る9位となり、EVチームとしては最上位に輝きました。
動的種目においては、75mの直線加速を競うアクセラレーションで昨年度に引き続き1位、エンデュランスは5年ぶりの完走を果たしました。1周800mのタイムを競うオートクロスでは、昨年度を上回る結果を出せましたが、トラブルにより100%の力を発揮することができませんでした。また、スキッドパッドでは、事前の車検が長引いたことで出走時間を逃してしまうという悔しい結果に終わりました。
これらの成績を総合した結果、EVクラスでは2年連続6度目の1位という輝かしい成果を収めることが出来ました。そして、本命のEV・ICVクラス混合の総合成績では、EV車両としては歴代最高位となる2位を獲得することが出来ました。
おわりに
2024年大会は、目標としていたEV初の総合優勝には一歩及ばず、やや悔しさの残る結果となりました。しかし、EVクラス転向後では最高成績となる総合2位という結果は、改めて“強い名大”という印象を皆様に残せたのではないでしょうか。
2025年大会はレギュレーション変更により「総合優勝」という形で結果を残すことはできなくなりますが、皆様に私たちの実力を証明できるようチーム一同、さらに精進して参ります。
末筆ではありますが、スポンサー企業の皆様をはじめ、日頃より私たちの活動にご支援、ご声援をくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。今後とも名古屋大学フォーミュラチームFEMをどうぞよろしくお願いいたします。
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