- 2025.05.08
TUF過去参戦車両の歴史 上(TF-00〜TF-04s)

この記事の目次
・はじめに
お世話になっております、富山大学の村田です。今回から2回にわたり過去大会に出場したマシンをご紹介いたします。弊チームは2011年から毎年大会に出場しており、今までで合計9台のマシンを開発してきました。今回は初めて完成したマシン「TF-00」から初めて動的審査をすべて完走したマシン「TF-04s」の計5台をご紹介します。
TF-00(第11回大会、第12回大会)
TUF初の大会参戦マシン。レギュレーションの理解不足により、動的審査に出走するための車検を通過することができませんでした。しかし、初の大会参加で得られた経験はその後のマシン開発に確実に生かされました。
TF-01(第13回大会、第14回大会)
車検に通らなかったTF-00を改良し、動的審査完走を目標に設計製作を行いました。結果、総重量300kgを超える巨体となってしまいましたが、動的審査への初出走を達成しました、しかし走行中に駆動チェーンが切れ、完走には一歩至りませんでした。
TF-02(第15回大会)
TF-01の反省から、他大学と同等レベルの走行性能を持つマシンを目指し開発を行いました。大規模な設計変更により、総重量260kg台のマシンを完成させることができました。大会ではトラブルにより動的審査には出場できませんでしたが、1年で車検を通過しうるマシンを完成させたという実績は次年度に繋がる大きな経験となりました。
TF-03(第16回大会)
大幅な設計変更により多くの不具合に見舞われたTF-02の基本構造を引継ぎ、ブラッシュアップを図ったマシンです。製作人員不足により完成が遅れましたが、大会当日はスムーズに車検を通過、動的審査に出場することができました。しかし、走行中にクラッシュしてしまい、またしても完走には届きませんでした。
TF-04s(第17回大会)
過去2年間の反省を踏まえ、これまで踏襲してきた車両レイアウトの集大成となるマシンを開発しました。チーム史上最も早い4月に初走行を実施し、その後は大会に向けて、多くの走行テストとブラッシュアップを重ねることができました。大会ではチーム発足以来の悲願であった動的審査全種目完走を達成しました。
おわりに
最後まで閲覧いただきありがとうございます。次回は、「TF-05」から初のEV「TF-08e」の4台をご紹介いたします。ぜひご覧ください。
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